東京製本工業組合様
FFGSショールームで
ホーナー社製中綴じ製本機を見学
優れた操作性や安定性を実演により実感

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FFGSショールームメイン画像

富士フイルムグローバルグラフィックシステムズ(辻重紀社長、以下FFGS)は本社ショールーム・i-Communication Center(iCC)西麻布にて、東京製本工業組合を招き、独・ホーナー社の中綴じ製本機『HSB DIGI‐FS9』の見学会を開催した。
見学会には副理事長をはじめ4名が参加され、熱心に『HSB DIGI‐FS9』を見学された。


■製本業界との関係強化を推進

見学会に先立ち、FFGSの柳川常務執行役員からは挨拶のなかで、「当社は主に刷版をメイン事業として、デジタル印刷機、ワークフローなどを取り扱っており、10年ほど前からは、主に印刷会社向けに後加工のソリューションをご紹介し、サポートしてきた。しかし、製本会社の皆さまにはご紹介できる製品がなく、これまであまりご縁がなかった」と述べ、さらに「このホーナー社の中綴じ機をきっかけに、みなさまと深くお付き合いできればと考えている」と続けた。最後に「当製品はまだ製本会社様への納品実績がない。本日はぜひ、専門家のご意見をいただき、今後は中綴じ機でだけではなく、ご要望や課題を遠慮なく当社にご相談いただきたい」と語った。

柳川常務執行役員 柳川常務執行役員

続いてFFGSデジタルソリューション営業部の登森から、「ホーナー社は1930年創業、ワイヤーステッチングヘッドは世界の15メーカーにOEM供給し、日本メーカーにも1990年頃から供給するなど、ワールドワイドでトップシェアを誇っている。2008年に最初の中綴じ機「HSB 7000」を発売して以降、世界各国で約600台の販売実績があり、顧客のニーズに合わせて、機械を柔軟に改良できることが、大きな特長のひとつとなっている。FFGSは2018年から同社と独占販売契約を結び、これまでに国内に10台を納品している。導入されたお客様からは、ジョブ切替の早さに加え、高いメンテナンス性や安定性について、非常にご好評いただいている」と、ホーナー社の事業概要と中綴じ機について、その特徴を説明した。

デジタルソリューション営業部の登森 デジタルソリューション営業部
登森

■実演デモを熱心に見学

実演デモでは、B5サイズの中綴じ製本からA4サイズの中綴じ製本への切替と、接続したシートフィーダーからの折り~丁合~製本までを実演。短時間でスムーズにジョブチェンジを行う様子を見学。簡単に調整が可能なトリマーやフィーダーについても、その操作性の良さを実感した様子だった。その他にも搬送や検査機構、メンテナンス性などについても多くの質問が寄せられるなど、熱心にホーナーの実演を見学されていた。

実演終了後、FFGSのスタッフと意見交換を実施。委員からのアフターフォローに関する質問に対しては、「トラブルの際は、全国に展開している当社サービスマンが修理にお伺いする。また、機械とドイツ本社をネットで繋げることで、リモートによる診断も可能だ」とアフターフォローの体制を説明した。
最後に柳川常務からは「今後も製本会社様からもご意見、ご要望をいただき、さらなるカスタマイズや改善に取り組んでいく」と力強く約束して見学会は締めくくられた。


■関連リンク
ホーナー社中綴じ製本機「HSBシリーズ」の製品の詳細はこちら
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